日本橋 神田 耳鼻咽喉科 花粉症 難聴 めまい のどの痛み 痰 検査

耳鼻咽喉科日本橋大河原クリニック|花粉症 難聴 めまい 耳鳴り 副鼻腔炎

耳鼻咽喉科日本橋大河原クリニックの診療時間:午前は10:00~13:00、午後は14:45~18:30。休診日:木曜・土曜午後、日曜・祝日

耳鼻咽喉科日本橋大河原クリニックは東京メトロ半蔵門線、銀座線、「三越前駅」より徒歩1分

03-3242-3387

注意事項

  • 順番をお取りいただけるのは、当日のみです。
  • 午前中に、午後の順番はお取りいただけません。
  • 混雑緩和のため、ご自身の番号が近づいてからご来院ください。
  • キャンセルなどにより番号が早く進む場合、診察が長引き番号が進まなくなる場合がございますこと、予めご了承ください。
  • 受付時間終了後、クリニックに診察中の患者様がいなくなってもご来院がない場合には、順番受付はキャンセルとさせていただきますので、ご注意ください。
  • 順番よりも10人過ぎた場合は自動キャンセルとなります。
  • 上記の注意事項をお読みのうえで、インターネット順番受付をお願いいたします。

よくあるご質問はこちら

耳鼻咽喉科日本橋大河原クリニックの問診票ダウンロード
事前にご記入いただきますと受付をスムーズに行うことが出来ます。
大河原大次院長の耳・鼻・喉のコラム
痰(たん)は病気のサイン?
耳のしくみと役割
慢性副鼻腔炎とは?
鼻から臭いがする
頻繁な鼻血。病気?
鼻血の対処法
鼻血の応急処置
耳掃除は毎日必要?
花粉症について
補聴器について
若者に多い難聴
突発性難聴
発症後1週間以内に受診を
突発性難聴
突発性難聴Q&A
低音障害型感音難聴
音響外傷(ヘッドホン難聴)
隠れ難聴
滲出性中耳炎Q&A
鼻中隔弯曲症Q&A
繰り返す扁桃炎、手術が必要?

耳鼻咽喉科日本橋大河原クリニックのメディア掲載情報

喉頭がん

喉頭(こうとう)というのはいわゆる喉ぼとけのことです。ここは食道と気道の分かれ道になっており、食べ物などを誤って飲み込まないための安全装置の役割があります。

喉頭の中には発生のための声帯があり、ここを声門と呼びます。声門の上を声門上、下を声門下と呼び、喉頭がんは3つの部位に分類して扱われます。

喉頭がんの発症率は10万人に3人とされていて、発症率は男性の方が圧倒的に多くなっています。

症状について

がんができる場所によって初期症状が異なります。

声門がん

声門がんでは声帯にがん腫瘍ができるため、早い時期から声枯れや低いガラガラ声になってしまうなどの症状が現れます。

声門がんは進行することで、さらに声帯を狭くしてしまうので、息苦しくなったり、たんに血が混じるなどの症状に繋がります。

声門上部がん

声門上部にがんができる場合には、のどに異物感を感じる、いがらっぽさを感じる、食べ物を飲み込む際にのどの同じ場所に痛みが出るなどの症状が現れます。

声門下部がん

声門下部にできるがんは、初期症状はあまり出ないことが多いです。

そのため、症状が出ることにはがんがある程度進行していることがあり、受診が遅れがちになります。

進行した場合には、声枯れや息苦しさが出ますが、なにより少しでものどの違和感などがあれば、早めに耳鼻科にかかることが大切です。

原因

喉頭がんの主な原因として挙げられるのは、喫煙と飲酒です。

特に喫煙は、ブリンクマン指数という簡単な掛け算があり、例えばタバコを1日20保温、30年間吸っていると20×30=600となります。

600を超えるとがんのハイリスクになります。

900を超えるといつがんが発症してもおかしくない状態です。

それ程タバコの本数と関連しています。喫煙されている方は一度ご自身のがんのリスクを計算してみましょう。

診断・検査

喉頭がんの診断には視診、触診を行いますが、見えにくい部分などはファイバースコープを使って隅々まで観察することが大切です。

当院では細いファイバースコープを使用して、鼻からのどの奥を観察します。

ファイバースコープは痛みもなく、また鼻からの診察になりますので嘔吐反射(オエっという感覚)もなく安心して検査を受けていただけます。

ファイバースコープによるのどの検査についてはこちらをご覧ください

症例紹介

ファイバースコープによる検査でがんが見つかった症例をご紹介します。

こちらの画像で示している、白くボコボコした部分が初期のがん腫瘍になります。

ステージ1の患者さんで早く見つけることができたため、放射線治療により治すことができました。

このように初期であれば治療の負担は少なく済みます。なるべく早めにファイバー検査を受けるようにしましょう。

治療について

がんの治療には外科療法、放射線療法が中心となります。

複数を合わせて行うこともあります。

手術や専門的な治療が必要な場合には連携先医療機関へとご紹介いたします。

喉頭がんは呼吸、飲み込む、しゃべるなどの生きていく上で非常に重要な機能を担っているのどの病気です。がんの進行度合いによっては、声帯の摘出などの必要があり、声を失うことにもなりかねません。

早期発見早期治療が大切ですので、痛みや違和感がある場合には耳鼻科を受診しましょう。